シリーズのはじめに
ガンプラに限らずプラモデルを作っていると、ただ作るだけでなく色々なギミックが欲しくなりますね。
それは変形であったり、可動域の拡大であったり…。
その中でも、「電飾」はインパクト大!
モノアイなど怪しく発光しているだけで、テンション爆上りです。
しかし、ただの電飾では他のモデラーさんと差がつかない…。
そこで悩んだ私は、LEDを自在に制御できる「ガンプラLED制御システム」を思いついたのです!
本シリーズではプラモ作例ギャラリーから離れ、「ガンプラLED制御システム」を生み出すまでの過程をご紹介します。
従来のLED電飾の方法と、その欠点
プラモデル用のLEDは、今は便利なものがたくさん販売されています。
おなじみ、ガンプラ公式のLEDユニット。LED
MGだと最初から設置するスペースが空いていることも。
中にボタン電池を入れ、スライドスイッチでオンオフを切り替えます。
難点は、スイッチオンオフのためにパーツを取り外す場合がほとんど、だということ。
そこで、「物理的なスイッチオンオフ」を解消したのが、このワイヤレスLED給電ユニットです。
ボタン電池を装着することは前提なのですが、物理スイッチがなく、
磁石を近づけるとスイッチオン!
点灯後に離しても、ライトはもちろん消えません。
スイッチオフにしたい時は再び磁石を近づけると消灯します。
これなら配線不要で、ユニットを埋め込むスペースさえ確保できれば完了です!
こちらもプラモコーナー定番のMr.HOBBYのLEDモジュール。
定番プラモ用LEDですね。
しかし、配線を通す工作と、電気的な知識が必要なので、ちと敷居が高いイメージ。
だからこそ、上のLEDユニットが発売されたのでしょう。
しかぁし!!
これらのLEDには2つの点で、私は満足できないのです。
【その1】LEDユニットは基本的にボタン電池を入れたままであること
電池って、長い間放置しておくと「液漏れ」が起きるじゃないですか?
使えなくなるだけならまだしも、茶色い液体がコンニチハすることも…。
ガンプラLEDユニットは模型完成後も取り外しは可能ですが、
そんな「発光させる時だけ組み込んで、満足したら取り外すよ!」なんていうマメな方がどれほどいることか!?
ワイヤレスLEDに関しては、何なら接着しちゃって取り外し不可に工作するわけです。
もちろん、ボタン電池も永久にプラモさんの体内に…。
よって、「ボタン電池をプラモ内に放置したくない」
(=ボタン電池を毎回買うお金がもったいない)のです!
【その2】発光パターンがないこと(ずっと付きっぱなし)
上記【その1】の理由から、LEDは配線での組み込みになるわけですが、
基本的に外の電池ボックスとつないでスイッチオン・オフが基本となります。
つまり、
スイッチをオンにしたらLEDがパッとついて、
ずっとただ発光しているだけで、
スイッチをオフにしたらLEDがパッと消える
ということです。
おもしろくない!!
たとえば モノアイは、
蛍のようにランダムにボヤボヤ光ってから、
ぐわっと眩しく光を放って、
ちょっと落ち着いた光を維持してほしい のです。
たとえば バーニアは、
バシュッ!!と強い光を放ってから、
ランダムに出力が時々うっすら落ちつつ、
光り続けてほしい のです。
ガイドビーコンのようにゆっくり点滅したり、
心臓の鼓動のように次に点灯するまでの間隔をちょっとあけたり、
そういうことを制御したいのです。
そんなことを考えていたら、
ありましたよ!!実現させる方法が!!!!!
記事が長くなってきましたので、「どのようにLED制御システムを作るか」は
次回以降、明らかにしていきます!
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